平成27年6月28日(日)の第6回日本さかな検定の開催地に、京都舞鶴が新たに加わりました。
これで今回の開催地は、北は八戸から南は福岡まで過去最大の全国12会場となりました。

このほど決定した京都舞鶴会場は、京都府による丹後地方の地域振興事業「海の京都」構想に基づき、多彩な表情を見せるこの地域の魅力をととけん開催を通して全国に発信するものです。
「海の京都」とは、舞鶴市、宮津市、伊根町、京丹後市といった日本海をのぞむ地域でリアス式海岸に縁取られた穏やかな舞鶴湾や宮津湾、漁村の原風景が広がる内湾・伊根、伊根町から経(きょう)ケ岬を経て久美浜にいたる荒波せまる外洋域まで、個性豊かな沿岸域で構成されています。

沖合いで日本海固有水と対馬暖流が交わるこの海域は、ズワイガニやハタハタなど冷水性の魚介と、マグロやブリ、サワラといった暖水性の魚が豊富に獲れる好漁場が形成されています。
また沿岸域には、幾筋もの川から豊富な栄養素を含んだ水が注ぎ込み、ホンダワラやアマモなどの海藻が生い茂り、魚たちの産卵場として、稚魚や貝が育つ‘海の森’となっています。

全国にも名高い「間人(たいざ)ガニ」「丹後とり貝」「伊根ブリ」をはじめ、「舞鶴かに」「丹後ぐじ」「丹後の海育成 岩がき」など知る人ぞ知るブランド魚介の産地でもあります。
検定会場には、明治期に建造された旧日本海軍の施設で7棟の赤れんが建築が連なる倉庫群を改装した「舞鶴赤れんがパーク」(舞鶴港を臨む東舞鶴地区)を予定しております。
重要文化財に指定されており、赤れんが博物館やカフェもそろうおしゃれなエリアでもあります。

ととけん開催を機に、「海の京都」の魅力を存分に味わってみてはいかがでしょうか。


※なお、既に他会場をお申し込みの方で京都舞鶴会場への変更を希望される場合は、検定運営事務局(03-3233-4808 土・日・祝日除く)までご連絡ください。

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