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    APカンパニー 副社長 野本良平さん(1級合格)/四十八漁場 五反田店 小瀬田紗綾さん(3級合格)

    小瀬田さん:一人でも多くの人が魚の素晴らしさに気付いてくれたなら、とても嬉しいです。

    -ととけんを受検されたきっかけは?
    野本さん:第1回の公式ガイドブックをどこかで偶然見かけて、もともと魚への関心はありましたし、これはちょっと面白そうだなと思い受検してみました。第1回の検定で2級に合格して今年1級を受検するにあたり、せっかくだからAPカンパニーの魚業態スタッフに受検したい人はいないかと声をかけてみたんですよ。
    小瀬田さん:私は当時日本橋の店舗で働いていたんですが、ある日店長からその話を聞いて受検してみました。強制ではなかったんですけど、日本橋の店舗だけで15〜20人くらいは受けていたと思います。

    -お魚好きになったきっかけは?
    小瀬田さん:日本橋でアルバイトを始めたころはランチの時間を担当していたんですが、定食中心でメニューもそれほどあったわけではなかったんですよ。そんな時期にたまたまディナーの時間に入るようになって、お客さんにいろいろなお魚を提供するようになりました。そうしてたくさんの魚を目にするうちに、「あ、魚って面白いじゃん!」と気付いたんです。それ以来、休みの日とかでも魚を好んで食べるようになりました。
    野本さん:私は生まれも育ちも船橋で、昔から釣りが趣味でした。父が釣り好きだったんですね。昔はあの辺りのあまりきれいではない海でも、カレイなんかがよく釣れましたから。仕事でも不思議と魚との縁は続いていたので、ずっと魚は好きですね。



    -やはりお店にいらっしゃるお客様は“今朝穫れ”(=その日の朝に獲れたお魚)目当てのお魚好きが多いのでしょうか?

    小瀬田さん:現場に出ている実感としては、一概にそうとも言えないですね。なんとなく今日は魚の気分かな、という感じにふらっと入ってきて“今朝穫れ”に驚かれるお客さんもいますし。もちろんお魚好きのお客さんもたくさんいらっしゃいますよ。

    野本さん:私は実は元旦の日にも漁に出ていたんです(笑)。その日の朝に獲れた魚をその日の夜に食べられるというのは、お魚好きの方にはとても喜んでいただけているみたいです。
    小瀬田さん:そういう魚好きの方は、この認定カードをご覧になるとよく「それなに?」って質問をしてくれるんです。私も「実はこんなお魚の検定があってですね・・・」という具合に、ととけんの紹介をして回ってます。今までに何人かととけんの受検者のお客さんもいらっしゃって、その方とは認定名刺の交換をしたりもしました。


    -問題を解いていて、お気に入りのものは何かありましたか?
    小瀬田さん:私個人としてはお店でお客さんお話した時に盛り上がるような知識を取り入れたいので、特に地方ごとの別名の問題などは良く印象に残っていますね。知らないお客さんも多いので、感心して下さる方も多いです。

    -試験勉強の方法はどのようなものですか?
    野本さん:実は、私はガイドブックを購入してないんですよ。ですから、もともと持っていた魚の知識でもって1級を受検しました。仕事上での経験が活きたというところでしょうかね。
    小瀬田さん:私は基本的にガイドブックを読んで勉強していました。後は過去問をひたすら解く、という感じですね。一緒に受検した同僚と勉強会を開いたり、電車の中で問題を出し合ったりもしました。

    -お二人の好きなお魚を教えてください。
    小瀬田さん:アコウダイがお気に入りなんですが、これにはちょっとしたエピソードがありまして。アコウダイは別名で“メヌケ”とも呼ばれるんですね。日本橋で働いていたころ、その日獲れた魚によって内容が変わる“お刺身10点盛り”というメニューがあったんですが、私が働き始めてから初めてアコウダイが入荷されたときに、調理場の方が説明してくれた“メヌケ”を“マヌケ”と聞き違えてしまったんです。「え?“マヌケ”っていう魚がいるんですか?」って聞いたら「マヌケはお前だよ!」って言われてしまって(笑)。それ以来、アコウダイが入荷されると「紗綾が来たよ。」って店の人にも言われたりして、親近感を覚えるようになりました。食べてみてもこれがまた美味しいんです。
    野本さん:どれか一つを選べというと、とても選べないですね。うーん・・・調理法では刺身が一番好きで、アカヤガラやメイチダイなんかも美味しいですし。その中で強いて挙げるとすれば、サバですかね。船上で生きているうちに首折りして血を抜いて氷づけして、それをいただくのがやはり絶品です。

    -未来のととけん受検者へのメッセージをお願いします。
    野本さん:個人のスキルを上げるにはとてもいい検定だと思います。問題も専門的な知識を問うものから、旬についての問題まで、バランスも取れているので、色々な知識を広く学ぶことで、「魚は美味しいんだ」ということを再認識できる。そうした問題を解いていく中で魚を好きになる人、特に若い人たちが増えていけば、我々のような魚を取り扱う飲食店業界も盛り上がれると思うんですね。ですから、より多くの方がととけんを受検してくれればいいなと思っています。
    小瀬田さん:日本人は昔から魚食に慣れ親しんでいて、周りを見渡せばやっぱりお魚を取り扱うお店ってたくさんあるじゃないですか。そうした文化がこれからも続いていくためには、まずはそういうお店で働く人たちが魚に対する知識を深めていくことが大事だと思うんですね。その楽しさをお客さんに伝えていくことで、一人でも多くの人が魚の素晴らしさに気付いてくれたなら、とても嬉しいです。