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    お客様に「新鮮な魚を安くお届けする」をモットーにスーパーマーケット・イズミヤのバイヤーとしておいしい魚を求め、日々東奔西走。

    —魚好きになったきっかけは?
    魚とは切っても切れない縁なんです。
    京都の舞鶴に生まれ育ち、タチウオやブリ、イワシなど新鮮な魚が毎日食卓にあがる家庭でした。今思えば贅沢な話なのですが、子供の頃はハンバーグとか食べたいな、と思っていました(笑)。

    高校時代、夏休みに3年間近所の魚屋でアルバイトしたんです。この経験が今の職業に繋がることに・・・。

    魚屋でバイトしたのは魚好きというよりも時給がよかったのが理由です(笑)。そして、大学時代は4年間、JASCOでバイトしていたんですが、高校時代の魚屋でのバイトの経験をかわれ(笑)、4年間鮮魚の販売担当でした。ここで魚の種類や加工技術も学べたのですが、大きかったのは“売る楽しさ”に目覚めたことです。
    販売を極めたいと、スーパーマーケットに就職しようと・・・。

    イズミヤの鮮魚は品質がいいということを聞いていたので、イズミヤに入社しました。やはり、ここでもこれまでの経験が買われ、5年間鮮魚の販売を任され、その後バイヤーになり、現在バイヤー暦12年になります。

    −ととけん受検動機は?
    イズミヤの顧客は60~70代が多い。魚好きな人たちがどういう人か知りたかったんです。また、水産部のマネージャーもしておりまして「伝える力のあるバイヤーを育てること」「お客様に新鮮な魚を安く届ける」ためにはどうしたらいいかを常に考えております。そのためには社員、アルバイト含めの全体の知識の向上が必要です。そこで、ととけんを社内研修に導入したいと思い、まずはいいだしっぺとして自分が受検してみようということで。
    受検後、問題を会社のバイヤーたちに見せたら、自分も受けたいと言っています。お客様目線で魚の関心ごとを知れるというのがととけんの魅力ですね。

    −印象に残った問題は?
    楽しく受検できました。ネズミゴチの問題。ガッチョは関西だけのものと思っていました。魚は地方により呼び方も食べ方も違う。仕入れの勉強になると思いました。
    また、問題やガイドブックはバイヤーでさえ勉強になる情報が詰まっていますね。

    Q78.標準和名で呼ばれることがまれな魚の代表格、ネズミゴチは関西ではガッチョ、天ゴチの名で親しまれています。天ぷらがおいしいこの魚の関東での通り名を選びなさい。
    (1)マゴチ (2)メゴチ (3)セトヌメリ (4)ネズッポ
    【解答】(2)メゴチ
    【解説】江戸前天ぷらを代表するネタ、メゴチは関西でも天ゴチといわれるように天ぷらが好まれる。そのまま食べると皮目にクセを感じるが、揚げると絶妙な風味を持つ。(1)は夏の白身が評判のコチ科の魚。(3)セトヌメリはメゴチの仲間でやはり天ぷらにすると香りがよくおいしい。(4)はメゴチが属する分類上の名前、ネズッポ科のこと。

    −今後の受検者へのメッセージは?
    知識だけではなく、現地に行って自分の目で魚を見て味わい感じることが、魚との距離を縮める方法だと思います。例えば、魚はほとんど全ての種類が好きなわたくしですが、唯一ホヤが苦手だったんです。ところが、ギンザケを仕入れに今年気仙沼に行った際に現地でホヤを食べてみると・・・
    そうしたら、おいしかったんです。非常に新鮮で、さわやかな味わい。このような新鮮な状態でお客様に届けたいと思うわけです。
    おいしい魚に出会うことでさらに魚への関心が増し魚をますます勉強してみようと、気持ちに弾みがつくのではないでしょうか。

    −魚食推進への思いは?
    最近、魚離れといわれますが、サーモンやブリの消費量は上がっているんですね。消費者は魚を食べたくないわけではありません。ただ、下ごしらえや調理、片付けの手間などから「食べたいけど、食べられない」という消費者も多い。こうした消費者と魚の間の「負」の要素を取り除くことが我々の仕事です。そうした方々には惣菜での提供という方法もあります。
    一方で丸身の魚が欲しいという方もいらっしゃいます。求めるものが多様化している現在だからこそ、時代にあう販売方法を見つけていき「いいものを安く売れる仕組み」を作っていきたいと思います。
    「お客様に全国のおいしい魚を知って欲しい、食べて欲しい」そのために日本の魚を知ることが使命だと思っています。
    一級品の魚介のフェアを開催。
    兵庫の香住がに(写真左)、熊本・天草の天空まぐろ(写真右)のフェア。