
合格者の声
2回目のチャレンジで第5回1級合格、宮崎県在住の田上佳代子さん
海鮮料理店のマスターであるご主人と常連さんの魚の話に加わりたいと、勉強をはじめた佳代子さん。1級受検1回目は3点足りませんでしたが、2回目で見事全国5位の好成績で合格されました!

私の夫は、海鮮料理店「食楽遊たがみ」のマスターなのですが、魚にとても詳しく、お客様と楽しく釣りの話をしています。
そんなある日、宮崎日日新聞の記事で、ととけんのことを知りました。
勉強して、私も魚の話に加わりたい、そう思ったのが、きっかけです。
─魚を好きになった経緯は?
もともと、仕事柄、魚とふれあう機会はたくさんあったんです。
さらに釣り番組などで全国各地の魚を知るうち、どんどん興味がわいてきて、気がついたら魚が好きになっていました。
─好きな魚料理は?
カワハギの肝をたっぷりとポン酢にといて、身をくぐらせて食べるのが好き。
脂ののったカツオとたまねぎを、地元のたまり正油で食べるのも好きです。
やはり、素材をそのままに、刺身がいちばん好きですね。
─印象に残った問題はありますか?
「(京都の)伊根は地図のどこですか?」という問題です。
以前、お客様が伊根でブリを食べて来た話を聞いて、いつか行ってみたいと思っていたんです。
まさか、問題に出るとは、驚きました!昨年11月に、合格を記念して伊根旅行に行ってきました。
─受検前は、どんな準備をされましたか?

はじめて問題集を見たとき、魚の漢字が読めませんでした。
受検が近くなってから、お店の壁に『魚の漢字100問ポスター』を貼ったりして覚えました。
仕事が終わってから、夜中に魚の本をくり返し読み書きし、疑問点があったら納得するまで調べるといった感じで…
いつの間にか朝になっている、そんな日々でした。
─受検後に、ご自身や周囲でなにか変化はありましたか?
宮崎県女性初の1級合格とのことで、宮崎日日新聞の記事に取り上げてもらいました。
さらに、記事をきっかけにラジオ番組にも出演しました。おかげでたくさんの方に声をかけていただき、うれしいかぎりです。
お店で「魚ちゃん」と呼ばれることもあるんですよ(笑)。
─今後の受検者へのメッセージ
日本の誇れる魚食文化を、もっと知ってもらいたいし、私自身もまだまだ勉強中です。
なにせ、魚って本当に奥が深い…。だから面白いんですよね。
