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    札幌市の小学5年生・航司くんと、東京在住のおばあ様(通子さん)が世代を越えてペア受検

    ― 受検のきっかけは?
    航司くん:テレビドラマを見ていたら「ととけん」が出てきて、魚が好きだから受けたくなってお母さんに調べてもらいました。
    おばあ様:孫が受検(東京会場)のため1人で上京するというので、それならば私も一緒にと古希(70歳)を迎えて受検しました。
    何十年ぶりかの 試験会場の雰囲気は、緊張とともに刺激になりました。

    ― 勉強は大変でしたか?
    航司くん:昨年も受けたけど準備不足だったため、今回は3〜4カ月かけてがんばりました。学校の休み時間や登下校のときも勉強しました。おかげで今回はスラスラとできてとても楽しかったです。
    おばあ様:過去問を取り寄せて、マーカーと付箋片手に3カ 月ぐらい奮闘しました。副読本は特集がその年その年で違い、 とても興味深く勉強できました。

    ― 印象に残った問題は?
    航司くん:魚の卵の名前と親の組み合わせ。イワシの数え方。
    おばあ様:イリコの種類から、トビウオの天敵や、話題の函館 新幹線の駅弁(鰊みがき弁当)まで、問題も多彩でした。

    ― ととけんを受検したことで何か変化はありましたか?
    航司くん:もっともっと、魚が好きになりました!漁業のことや、とれる時期にも関心をもつようになりました。学校での勉強にも役に立ったし、今年の夏の研修旅行では漁業をテーマに勉強することができました。
    おばあ様:ますます産地や、旬に興味を持つようになりました。郷土料理、故事、ことわざなども含め、勉強をする楽しさを再認識しましたね。こうして北海道の孫を訪ねつつ一緒に、地元のおいしい魚を食べる喜びも増えました。


    ― 魚の知識を披露したり、役に立ったことはありますか?
    航司くん:小学校に入る前から魚のことが大好きで、自由研究は毎年魚をテーマに発表しています。

    2年生:透明骨格 標本づくりを体験、ワカサギもこのとおり! 3年生:海の中にこだわったピンボールゲームは、かなりの力作。 4年生:全国の魚に名産品を絡めた想像の魚など、自由な発想がピカイチのノート。 5年生:「美国(びくに)の魚たちを夏の自由研究に。地元・北海道の積丹半島の珍しい魚を写真とイラストで紹介。
    コケギンポの生態メモはまるで魚博士!


    ボリューム満点!北海道の寿司
    航司くんの大好物、サーモンやイクラが、お皿からはみ出しそうで大満足。

    ― 合格後のまわりの反応は?
    航司くん:そんな検定があるの!と驚かれました。担任の先生や魚好きの先生にも、ほめられました。
    おばあ様:新しく得た知識は友人たちに、披露しまくりました。古希を迎えた友人たちには、刺激を与えることができたようです(笑)。私の友人たちはととけんのことを知らない人ばかりで、私が合格したことによって多くの友人が 興味をもち、ご主人やお子さん、お孫さんに薦めるとおっしゃってましたよ。

    ― ととけん以外で検定を受けたり、資格をとったことは?
    航司くん:漢字検定4級、算数思考力検定にも合格しました。海と魚が大好きなので泳力検定1級や、スキューバダイビング・PADIのC-カードをもっています。
    おばあ様:家業の関係で昔とった防火管理者や、さらに食の意識を高めようと食品衛生管理士の資格もとりました。どの時代でも食の継承と安全は大事だと思いますし、今回も孫と一緒に ととけんに挑戦してみて改めて、食の大切さを見つめ直すよい機会となりました。

    ― 最後に将来の夢についてきかせてください。
    航司くん:水族館の飼育員やイルカショーのスタッフになりたいので、夢に向かって勉強中!
    おばあ様:ととけんの2級に、来年チャレンジしたいですね。