日本さかな検定(愛称 ととけん) 日本さかな検定(愛称 ととけん)

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合格者の声

お魚トークが止まらない!広島県の幼稚園児

25年のオンライン受検で見事、3級最年少合格を果たした広島県府中町の山城飛陽真 (ひょうま) くんにお話しを聞きました。

―おめでとうございます。まず、今年の3級最年少合格のご感想をお聞かせください。

ありがとうございます。本人は「やったー!うれしい!」と、喜んでいました。
「魚が好き」という気持ちを大切にしながら、楽しんで試験に取り組むことができたので、合格という形で実を結び、親子ともども大変うれしく思っています。

―ご家族やお友だちなどまわりの方たちの反応はどうでした?

祖父母はとてもおどろいており、たくさんほめてもらいました。
また、沖縄の祖父母からは「すごいね!よくがんばったね!」と、ふだんなかなか会えない分、検定合格という形でがんばりを伝えることができてよかったです。
幼稚園のお友だちからは「さすが魚博士だね!」とたくさん声をかけてもらったようで、とてもほこらしそうにしていました。
また、地元紙である中国新聞に取り上げていただいたことをきっかけに、地元のテレビ局からもお声がけをいただきました。
その後、広島市内に新しくできた「もとまち水族館」で行われているイベントを紹介するコーナーに出演する機会にも恵まれました。想像以上に大きな反響があり、家族一同おどろいています。

―ととけんに挑戦されたのは?

「魚が好き」という気持ちを、単なる興味で終わらせるのではなく、何か形に残せたらいいなと思ったのがきっかけです。
また、本人はもともとアイドルグループ Snow Manの阿部亮平さんが大好きで、アイドル活動を続けながら気象予報士や世界遺産検定を取得されている姿にあこがれており、「ボクも何か資格(今回は検定ですが)を取りたい!」と言い出したことも、大きな理由の一つでした。
そこで、5歳児でも受けることができ、なおかつ大好きな魚に関わる検定はないか探していたところこの度、さかな検定の存在を知り今回挑戦することになりました。

―3級挑戦にあたり、どんな準備を?

日ごろから魚の図鑑を読むことが好きで、写真やイラストを見て魚の名前を当てることは得意だったため、その点ではあまり苦労はありませんでした。
魚にまつわる漢字については、暗記用に魚漢字カードを30枚ほど作り、カルタのように遊びながら覚えました。
魚の体のつくりや海水魚・淡水魚の違い、旬や産地、漁獲方法なども、ふだんから図鑑や本を読んだり、好きな番組『ギョギョッとサカナ★スター』を通してふれていた内容が多く、比較的スムーズに取り組めたようです。
一方で、料理名や魚介類に関することわざは覚えるのが難しく、写真を見ながら説明したり、「今度、食べてみようね」と話し合いながら準備を進めました。

―初めてだと思いますが、オンライン受検はどうでした?

最初は少し緊張している様子でしたが、画面を見ながら進めるうちに次第になれていき、落ち着いて取り組むことができました。

―3級受検は楽しめましたか?印象に残った出題はありましたか?

「知っている魚が出てきて楽しかった!」と言っており、釣ったことのある魚や、持っている魚のフィギュア、ふだんから慣れ親しんでいる魚に関する問題が出た際には、自信満々で答えていました。
一方で、料理名に関する問題などは、少し難しく感じるものもあったようです。
そんななか、刺身に関する問題が出題されたとき、文章を読んだだけでは「ん?!」ととまどっている様子でしたが、写真を見て奥に写っている魚の顔を確認した瞬間、「わかった!これ、カマスじゃ!」と自信をもって答えていました。
その場面は、とても印象に残っています。

Q40 長崎県(ながさきけん)(あき)のプライドフィッシュに(あら)たに(えら)ばれたこの魚は、人気(にんき)干物(ひもの)はもちろん、(あぶら)がのった上品(じょうひん)白身(しろみ)がごらんのような刺身(さしみ)やすしでも提供(ていきょう)されるようになっています。
(はん)がすすむ魚として「          ()()一升(いっしょう)(めし)」といわれる、下線部(かせんぶ)にふさわしい魚をえらびなさい。

①カマス  ②サヨリ  ③サンマ  ④ハタハタ


―魚に興味をもったきっかけは?

母方の実家は広島県呉市にあり、家のすぐそばに海があります。
庭に出るとそのまま釣りができる環境で、週末に孫が遊びに来ると、祖父はさっそく釣り竿を手に海へ向かいます。
釣れた魚を見せてくれたり、実際に手に取ってウロコやヒレをさわらせてくれたりと、遊びの中心にはいつも魚がありました。
5歳になると子ども用の釣り竿を買ってもらい、祖父と並んでいよいよ釣りデビュー。
記念すべき "人生初ヒット" は「クサフグ」でした。
サイズは小さめでしたが、本人にとっては今でも忘れられない、大きな一匹です。
また、父は沖縄出身で、沖縄に住む父方の祖父も釣りが好きです。沖縄へ帰ると、「さぁ!プールで泳ぐぞ!」というよりも、網とカゴを手に、いとこたちと海辺で魚獲りを楽しむのが定番です。
瀬戸内海では見られない小魚や貝にふれられる、貴重な時間になっています。
当日は前日の雨で少し海がにごっていましたが、生き物はたくさん見つかりました。
また、沖縄といえばやはり「美ら海水族館」。何度訪れてもあきることはなく、ジンベエザメのジンタには毎回大興奮です。
水族館の外でも、沖縄ならではの魚に出会うたび、「この魚知っとる!」と目をかがやかせています。
こうした経験を重ねるなかで、魚への興味は少しずつ深まりました。図鑑やサメ、深海魚の本を読むようになり、気がつけば家の中には魚の本やフィギュアが増えて、大変なことになっています (笑)。

―魚の何がいちばん好きですか?

いちばん好きなのは、やはり「釣ること」です。じーじと一緒に釣った魚をバケツに入れて観察したり、「これ、ボクが釣った魚!」と言いながら、夜ごはんにばーばが作ってくれる煮付けを楽しみにしたりと、食べることも好きですが、やはり基本は釣ることが一番の楽しみのようです。
また、サメや深海魚、シーラカンスなどの古代魚も大好きですが、さすがに実際に釣ることはできないため、集めたフィギュアで遊びながら、ヒレの数や歯の形、体の特徴などをじっくり観察しています。

―お気に入りの魚は?

あらためてお気に入りの魚を聞いてみると、「カジキ!」「オニカマス!」「マグロ!」「シーラカンス!」「メガロドン!」「ホホジロザメ!」「リュウグウノツカイ!」と、次々に名前があがりました。
どんなところが好きなのかを聞くと、「泳ぐスピードが速くてかっこいい」「生きた化石なんだよ」などと説明が始まり、"お魚トーク" は止まりません。

―ふだんの「お魚ライフ」を教えてください。

日ごろは家で魚の図鑑やサメの本を読んだり、家中に転がっている魚のフィギュアを並べて遊んだりしています。
フィギュアを手に取りながら、ヒレの位置や歯の形などを確認したり、魚の特徴について次々と言葉にしながら遊ぶのが日課です。
週末には、月に1回ほどのペースで島根県立しまね海洋館アクアスへ出かけています(おかげさまで、親は年間パス3年目に突入!🐟)。
水槽の前では、1歳の妹に向かって指をさし、「この魚はね…」と解説が始まります。聞き手はまだよく分かっていない様子ですが、ちっちゃい博士は真剣に教えています。

―お住まいの地域で全国の皆さんに知ってほしい魚や料理などがありますか。

広島といえばカキが有名で、広島県民にとってはとても身近な存在です。
また、瀬戸内海に面した地域ならではの、季節ごとにおいしい魚が多く、日常のなかで自然と魚を楽しめる地域だと思います。

―日本各地の魚や郷土料理などで、食べてみたいものは?

検定の勉強を通して、各地の魚料理や郷土料理への興味が広がり、「しょっつる鍋」や「はりはり鍋」などふだんはなかなか食べる機会のない鍋料理に特にひかれたようです。
ちなみに母はウニが大好物で、今回初めて青森県の名産「いちご煮」の存在を知り、ぜひ一度食べてみたいとひそかに思っています (笑)。
またつい先日、大阪海遊館海洋生物研究所以布利(いぶり)センターでジンベエザメに会うことと、本場の「カツオ」を味わうことを目的に高知県を訪れました。
足摺海洋館や竜串海中公園を巡り、帰りにはカツオも堪能しました。(あまりのおいしさに食べるのに夢中で、写真を撮り忘れてしまいました)

―これからの目標がありますか。

🐟 さかなクンに会いたい
🐟 深海生物の研究をしてみたい
🐟 まだ発見されていない未知の魚を見つけたい
🐟 Snow Manの阿部ちゃんに会いたい
🐟 全国各地のいろいろな魚を食べてみたい
🐟 沖縄の海で魚と一緒に泳ぎたい(その日に向けて、スイミングもがんばっています🏊)
🐟 ととけん2級に挑戦したい

―お母様からひと言ありましたら。

「魚が好き」という気持ちを大切にしながら、楽しんで勉強を続けてきたことが、今回の合格につながったのだと思います。
検定の勉強を通しておぼえた魚へんの漢字や問題の内容も、検定が終わった今でもよくおぼえていて、その姿に親としておどろかされることもあります。
また、このたび新聞やテレビなどで取り上げていただき、多くの方に温かく見守っていただけたことに、心から感謝しています。
たまに「天才だね!」と声をかけていただくこともありますが、天才なんかではありません。むしろ苦手な分野は覚えるのに時間がかかりましたし、集中力が途切れてしまうこともありました。
親としても、がんばらせる場面と少し休ませる場面のバランスには悩むことが多く、勉強のなかにどうやって「遊び」の要素を取り入れるか、試行錯誤しながら進めてきました。なので、息子に特別な才能があるというより、ただ「魚が好き」という気持ちを大切にしながら、楽しんで取り組んできただけだと思っています。
そんな息子の思いと日々の積み重ねが、「検定合格」というひとつの形になったのだと感じています。
この経験が、これから先、壁にぶつかったり新しいことに挑戦したりするときに、息子の背中をそっと押してくれる、自信のひとつになってくれたらと願っています。

―最後に、飛陽真くんに続く全国のさかな好きのお友だちにメッセージがありましたら。

魚に限らず、何か夢中になれることがあれば、その気持ちを大切にしてほしいです。
「好き」という気持ちを大切にしていくことで、自然といろいろな世界が広がっていくと信じています。
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